肉離れ

スポーツではよく見られる怪我ですね。肉離れの程度にもよりますが、受傷後炎症を起こし当然痛みが出現します (>_<)最初の処置としては、何度も書きましたがアイシングなどが基本になります。しかし同じ箇所や近くで再び肉離れ…なんてことも珍しく ありません(-_-)プロスポーツ選手でも繰り返し肉離れに泣かされるということも… 

急性の炎症期を過ぎたら少しずつ動かしていく必要があります。しかし、動かさなくても損傷部位は治ろうとはします。断裂した筋線維は元に戻ろうと引き寄せ られますが、どのように繋がるかがポイントです。この時コラーゲンの配列が不規則な状態で繋がると、弾力性の低下した硬い瘢痕形成となってしまいますので 再断裂してしまう可能性があるのです。

ではコラーゲンの配列を規則正しくするにはどうしたら良いか…これは、適度な伸張刺激を加えると良いと言われています。ラットのアキレス腱を断裂してギプ ス固定し、伸張刺激を加えた群と加えない群では前者の方が配列がレギュラーであることを顕微鏡下で確認することができます。

ただ伸張と言っても暴力的に引っ張れば良いというわけではありません((+_+))リズミカルな軽めのストレッチ…みたいな感じでしょうか。単純と思われ るかもしれませんが、非常に重要な作業です。肉離れ…しないに越したことはありませんが、万が一やってしまったらアイシングを2~3日した後試してみては いかがでしょうか?もちろんひどければまずは病院へ行って下さい(>_<) 

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