橋本先生のブログの中で遠心性収縮の重要性について書かれていましたので補足で… そうなんです。遠心性収縮はとても大事です!膝に痛みがある方が階段を 降りるときと昇るときでどちらが痛みが起こりやすいかというと…圧倒的に降りる方が多いのです。階段下りは大腿四頭筋などを遠心性収縮させてコントロール
しなければなりません。エネルギーは必要としませんが、遠心性収縮の方が筋肉や腱、関節などへの負担は大きいのです。逆に言えば、遠心性収縮のトレーニン グを上手に行わないと、関節へのストレスを十分吸収できず痛みが起こりやすい、と考えられますので求心性収縮のトレーニングだけではダメ!ということにな
ります。これはスポーツでも同じことが言えます。例えば野球の投球動作で、ボールが指先から離れた後はそれでおしまい!ではありません。離れた後に腕が肩 から外れないよう急激にブレーキをかけなければなりません。そのときに遠心性収縮が必要なのです。これが不十分ですと肩の障害が起こったりします。つまり 普段生活の中やスポーツ活動など、無意識で遠心性収縮も使ってコントロールしているのです。
でも駅のエスカレーターって上りが圧倒的に多いですよね。元気な人にとってはありがたいですが、膝が痛い人にとっては、むしろ下りを作ってもらった方が良いことが多いんですけど… 遠心性収縮を意識したトレーニングをぜひ取り入れてみて下さい!!
b-studio EXCHANGE